在留審査処理期間(2024年4~6月)

在留審査処理期間(2024年4~6月)

出入国在留管理庁から在留審査処理期間(2024年4~6月)が発表されています。

在留審査処理期間(2024年4~6月)

在留資格認定証明書在留期間更新在留資格変更
教授34.636.735.1
芸術49.241.240.8
宗教62.139.637.4
報道102.642.155.0
高度専門職1号34.633.133.3
41.137.539.7
72.450.849.1
2号61.2
経営管理100.242.387.7
法律・会計業務47.072.032.2
医療64.138.540.5
研究61.945.043.2
教育41.338.838.8
技術・人文知識・国際業務71.151.658.5
企業内転勤42.650.040.8
介護61.831.930.9
興行18.830.623.7
技能101.040.946.9
特定技能1号72.845.862.1
特定技能2号50.051.9
技能実習1号イ29.1
1号ロ20.427.525.2
2号イ30.144.7
2号ロ25.233.446.7
3号イ22.537.5
3号ロ21.633.934.7
文化活動36.134.736.2
短期滞在11.75.7
留学59.436.227.9
研修34.040.961.0
家族滞在85.143.542.6
特定活動40.335.339.9
日本人の配偶者等76.837.337.1
永住者の配偶者等90.437.037.7
定住者78.935.835.9
出入国在留管理庁データ参照【在留処理期間】

2024年4~6月の傾向

2024年4~6月は、引き続き就労系ビザでの審査期間で長期化傾向にありました。新規ビザ取得にあたる在留資格認定証明書の審査についてみると、技術・人文知識・国際業務では1~3月では「58.2日」であったのが「71.1日」になっています。また、経営管理や技能では100日を超えています。一方で、留学は1~3月は「77.0日」でしたが「59.4日」と短くなっています。【>>在留審査処理期間(2024年1~3月)】

直近の傾向

日本では4月が期初の企業が多く、4月に向けて採用活動が活発化した結果、1~3月に就労系ビザの審査件数が増え、入管での審査負担が増大したものと推測されます。そして、この審査負担増加が4月以降にも影響したものと考えられます。留学についても4月入学に向けて1~3月に増加する傾向がありますが、留学では4月以降の新規申請が少なくなるため、4~6月は落ち着いたものと考えられます。

就労系ビザでも6月頃から審査結果を頂く案件も徐々に増え始めています。ただし、就労系ビザの審査は混みあっていますので、早めの申請をお薦めします。

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